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かさねの色目一覧 冬のかさね

赤で表記のかさねの色目は、代表的な四季のかさねで取り上げた色目。個別に解説があります。

※モニターに表示される色はあくまで目安として御覧ください。

かさねの色目
表色(上段)
裏色(下段)
染・織の色
別説
表色(上段)
裏色(下段)
95. 枯色
かれいろ
淡香 (うすこう)
青(あお)
白(しろ)
薄色(うすいろ)
96. 枯野

かれの

黄(き)
淡青(うすあお)
黄(き)
白(しろ)
97.

こおり

白(しろ)
白(しろ)

※白打(しろうち)
※白張(しらはり)
98. 氷重

こおりがさね

鳥ノ子色 (とりのこいろ)
白(しろ)
99. 雪の下

ゆきのした

白(しろ)
紅梅(こうばい)
白(しろ)
紅(くれない)
100. 椿

つばき

蘇芳(すおう)
赤(あか)
蘇芳(すおう)
紅(くれない)

かさねの表・裏の白に変化を与えるため、いろいろな白が使われました。
白瑩(しろみがき) 糊張の後、瑩貝(ようがい)で磨いて光沢を出したもの。
瑩貝(ようがい) 紙・布などをこすって光沢を出すための貝がら。蛤(はまぐり)貝など
白打(しろうち) 砧(きぬた)で打って光沢を出したもの。
砧(きぬた) 槌(つち)で布を打ち、やわらかくするのにつかう木や石の台、または槌のこと。
白張(しらはり) 糊引をして光沢をだしたもの。 
白無文・白無紋(しろむもん) 織模様のない白。

その他色票に掲載されていない冬のかさね(表色・裏色)
初雪〔はつゆき〕(白のうるみ色)※潤色(うるみいろ)は漆固有の色
松の雪〔まつのゆき〕()

※モニターに表示される色はあくまで目安として御覧ください。



まぎらわしい青

―伝統色ではGreen(緑)Blue(青)の厳密な区別はなかった―

緑の古代一般名は青(あお)。「緑」は平安時代でも通俗的には「あを」と呼ばれ、かさね色目でも「青」となっています。ただし、公の色制上では「緑」と書かれていました。伝統色でブルー系統に近いのは藍であり、藍の単一染の純正な青色の 縹(花田)〔はなだが今日の青色に相当します。

緑(古代一般名 青) ふかい緑 Malachite Green
萌黄(もえぎ) 緑みのさえた黄緑 Parrot Green
藍色(あいいろ) 緑みの暗い青 Marine Blue
縹(花田)(はなだ) ふかい青 Sapphire Blue

※モニターに表示される色はあくまで目安として御覧ください。


かさね(襲・重ね)の色目についてはいろいろな説があります。

@ 一枚のあわせ仕立(袷仕立)の衣(袿<うちき>)の裏表の裂(きれ)を合わせた色。
A 後に、その衣を幾領も着装して表される衣色の配合色。
などがあり、@を「重」、Aを「襲」と使い分けて使用している人もいます。

一般的に「表」は表の布、「裏」は裏の布で、表・裏を重ねて生まれる色合いが「かさね」の色目と考えられていますので、ここでは@を中心に紹介しています。

参考文献  かさねの色目(長崎盛輝著)
色の彩時記(朝日新聞社編)
日本の傳統色(長崎盛輝著)
日本の色辞典(吉岡幸雄著)他

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