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かさねの色目の様式





立葵
葵(あおい)
葉の緑と花の紅紫色をあらわしたもの

表・・・淡青(うすあお)
裏・・・淡紫(うすむらさき)
青・・・緑の古代一般名は「あを」と呼ばれ、かさねの色目でも緑色は「青」となっています。ただし、公の色制上では「緑」となっています。
着用時期 4月

 他に

表・・・淡青(うすあお)
裏・・・
着用時期 4月

夏、淡緑(うすみどり)の葉の間に大輪の艶麗な花を咲かせた立葵(たちあおい)を表したものです。

この葵の花の色には、紅、白、斑(まだら)など色々ありますが、かさねの色目では淡紫(うすむらさき)となっています。

立葵は中国より伝来したもので、「からあおい」とも「花葵(はなあおい)」とも呼ばれています。茎は人の背丈以上に伸び、大柄な花が、茎の下の方から順に咲きのぼり堂々とした姿を見せます。

代表的な夏のかさね
若 苗
淡木賊
淡木賊
菖 蒲
濃紅梅
卯 花
楝(樗)
薄色
撫 子(瞿麦)
淡紫
若蝦手(若楓)
淡青
淡青
淡紫
淡萌黄
濃萌黄
※モニターに表示される色はあくまで目安として御覧ください。

かさね(襲・重ね)の色目についてはいろいろな説があります。

@ 一枚のあわせ仕立(袷仕立)の衣(袿<うちき>)の裏表の裂(きれ)を合わせた色。
A 後に、その衣を幾領も着装して表される衣色の配合色。
などがあり、@を「重」、Aを「襲」と使い分けて使用している人もいます。

一般的に「表」は表の布、「裏」は裏の布で、表・裏を重ねて生まれる色合いが「かさね」の色目と考えられていますので、ここでは@を中心に紹介しています。

参考文献  かさねの色目(長崎盛輝著)
色の彩時記(朝日新聞社編)
日本の傳統色(長崎盛輝著)
日本の色辞典(吉岡幸雄著)他

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