テニスが大好きです。ただし、腕には自信ありません。テニス全体の雰囲気が好きで、思い入れだけは人一倍です。「テニスへの思い」や「思い出」などをお便り下さい。mail@mode-japonesque.com

<私のテニス時代>

中学時代、たまたま軟式テニスクラブのクラブハウス前で呼びとめられ、勧誘されたのがテニスを始めたきっかけでした。そんな訳で最初は軟式テニスをやっていました。

高校時代も軟式テニスを続けていましたが、大学の頃から、「パン!」、「パシッ!」という高い響きと、特にバックハンドスライスの華麗なフォームや上品なテニスファッションに憧れ、硬式に転向しました。(動機があまりよくありませんネ!)今はテニススタイルもファッションもずいぶん変り、サービス主体のパワーテニスに移っています。

昭和40年大学に入学し、テニスクラブに入部しました。最初に買ったラケットはフタバヤのウッドのラケットでした。価格は四千円。下宿生活であまり金も無く、安物のラケットでしたが、嬉しくて、うれしくて、毎日持って歩いては、クラブの練習に、壁打ちに使っていました。あまり壁打ちをやり過ぎて手が豆だらけになり、その豆がつぶれ、ラケットのハンドルと手のひらが血で真っ赤に染まったこともありました。この時代はまだウッドのラケットばかりでカーボン製はありませんでした。

私は小学5年ごろからかなり強度の気管支喘息をわずらっていました。特に8月末〜9月末までが最もいやな時期でした。この病気はその後、中学、高校、大学、そして会社に入社してから退職まで、実に45年間に渡って私を苦しめ続けることになりました。

大学でのクラブ生活、特に秋口から始まる大会へ向けての長距離のランニングは、わたしにとって、たいへん苦しいものとなりました。楽しみにしていたテニスクラブでの活動でしたが、ランニング後の呼吸の苦しさに体がついていかず、大好きなテニス断念せざるをえませんでした。やがて、一年続けたテニスクラブですが退部し、卒業するまでは、これといった練習もせず、
もっぱらティルデンの「ベターテニス」など、テニス関係の書物を読み、気持ちをまぎらわしていました。

昭和44年、繊維製品を扱う会社に入ってテニスクラブに入部しましたが、軟式テニスが主流で、硬式は私一人という状態でした。それから時代とともに、硬式テニスの人口が増え、クラブ員にも硬式をする人が増えてきました。硬式をやる人がいない間は、硬式ラケットで軟式テニスをしていました。硬式の人数もそこそこになったのでクラブを軟式部と硬式部に分けることにしました。この時からが真の意味でのわたしのテニスの始まりだったかもしれません。

しかしながら、はじめの頃は、入部してくる人も初心者が多く、ちょっとばかりの経験者ということで、玉出しと基礎を教える側に回っていました。もっとうまい人が教えていれば、もっと早く上達しただろうにと、部員の皆さんには申し訳なかったと思います。会社にはテニスコートがありませんでしたので、あちこち場所を借りて、会社終了後、あるいは休日での練習でしたが、渡り鳥のような練習も、今となってはいい思い出として残っています。そのうち、かなり上手な人も入部するようになり、いままで出来なかった自分自身を鍛えることができるようになりました。相変わらず病魔は襲ってきましたが、幸い秋口を除けは、それほど大きな病状にはなりませんでした。

旅行と技術の上達を兼ねて志賀高原、山中湖などで合宿をしましたが、多くの仲間とさまざまなことを語り合ったり、昼の練習が終わり、夕方宿泊ホテルへの帰路味わった、爽やかな風の味はいつまでも忘れることは出来ません。そんなテニス生活でしたがテニスを通じ、たくさんの友人を持つことが出来ました。

会社に在職している頃から近所の人とはテニス仲間をつくってやっていましたが、ここでもテニスを通じ、さまざまな業種の人とめぐり会うことも出来ました。ときどき、宿泊つきで合宿もしています。家族ぐるみのお付き合いで一緒にカラオケに行ったり、とても楽しくやっています。平成10年、会社を退職しましたが、今もこのお付き合いは続いています。

会社を退職した頃、ビジネスとして関わった栄養補助食品を体調維持のため飲み始めていましたが、半年も経った秋口、毎年この時期になると咳と呼吸困難の症状が出てくるのですが、不思議とその年端出てきませんでした。思いきって大気が据える幸せを心から感じることができるようになりました。その後、症状は二度と現れることはなく、ついに45年間、本当にいやというほど苦しめられた病魔を、やっとのことで克服することが出来ました。「なぜ、もっと早くこの状態に」と悔やんでもみましたが、失われた過去は二度と戻ってはきません。むしろ、今こうして健康になったことの幸せを喜ぶべきだと考えるようになりました。

体調がよくなると、体に自信がつき、つい青春時代を思い出し、テニスをもう一度やり直してみようかと思うようになりました。しかし、あまりにも時が経ち過ぎました。もう学生時代や会社時代のようにがむしゃらにやれば、やるだけ体に「痛み」がはね返ってくる年齢です。皆とテニスを楽しんで体調を維持出来たらいいやと半ばあきらめの気持ちで、少々「痛み」を感じながら練習をしています。思い入れの割には技術が伴なわないテニス人生でしたが、このスポーツはほんとうに奥の深い、(技術的に完成された選手のプレーは)スタイリッシュでエレガントな素晴らしいスポーツだと思います。<パワーテニスが主流の時代に何をバカなことを言っているのかと言われそうですが>

テニスの技術はいまいちでも、テニス大好きという人、テニスはしないが見たり話をするのが大好きだという人、実力本意の試合レベルだけでの話ではなく、テニスの技術についての話や、テニスを愛する気持ちで話がしたいと思っておられる方、お便りをお待ちしています。

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